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2026年、強いモメンタムとおなじみの周期的変化が再来か?

グローバル株式は昨年12月、緩やかに上昇し、MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(ACWI)は2025年に20%超と、大きく上昇して一年を終えました。ただ、サンタラリーが例年どおりホリデーシーズンにかけて投資家心理を改善させたものの、12月の大半の期間で上昇は小幅にとどまりました。月末には、イランの反政府デモの激化や台湾海峡における中国の軍事演習が投資家心理に水を差しました。新興国市場株式は、指数に大きく影響する中国株の下げに足を引っ張られ、先進国株と同様の動きとなりました。グローバル債券は、12月に利回りが僅かに上昇しました。米国債では、米連邦準備理事会(FRB)による利下げ期待が再び広く意識され短期債利回りが低下したため、イールドカーブがスティープ化しました。日本国債は、10年債利回りが1999年以来の高水準に上昇しました。日銀が30年ぶりとなる水準に金利を引き上げ、一段の引き締めを示唆したことがその背景にあります。このほか12月には、米ドルが下落、供給過剰懸念からブレント原油が下落したほか、逃避先としての需要が再び増大した金が上昇しました。

弊社は、FRBの利下げ観測や底堅い企業収益、良好な景気循環指標が2026年年頭も引き続き市場を下支えするとみて、グローバル株式への強気姿勢を強めています。米国、ユーロ圏、新興国市場の株式へのエクスポージャーを増やしており、なかでも新興国株は、堅調な経済成長や米ドル安による政策への追い風を踏まえ、最も強気にみています。また、業績の上方修正の継続や景気刺激型の政策が支えとなる日本株は依然、大きくオーバーウェイトしています。金利では、全般に質の高いデュレーションを強気にみている点に変わりはありませんが、英国債への見解を引き上げたほか、ユーロ圏ソブリン債に対して慎重姿勢を強めました。これは、欧州中央銀行(ECB)による利下げサイクル終了が迫っていることや、バリュエーションの魅力が低下していることを踏まえたものです。クレジットでは、好調な企業業績、デフォルト率の安定、堅調な需要に下支えされる米ハイイールド債への選好姿勢を若干強めました。為替では、米ドルに一段と消極的な姿勢をとっています。コモディティについては、供給制約が続く銅を中心にエクスポージャーを増大させたほか、中銀からの需要が継続しETFによる安定的支えのある金を引き続き最も強気にみています。

戦術的な資産配分見解の要約

これらの戦術的見通しは、短期的な状況、ならびにチームの分析の方向性および確信をファンダメンタルおよびシステマティックな指標に基づき反映しています。見解は、ポートフォリオ構築の検討からは独立したものです。

出典:Bloomberg Finance LP、データは2025年12月31日時点。過去の実績は将来のリターンを保証するものではありません。

グローバル株式:MSCI World Net Total Return Local Index (USD), グローバル国債:FTSE World Government Bond Index - Developed Markets in USD terms (USD), コモディティ:Bloomberg ex-Agriculture & Livestock Capped 6 Month Forward Index (USD), 為替(米ドル):Bloomberg Dollar Spot, 米国株式:S&P 500 Net Total Return Index, ユーロ圏株式:EURO STOXX 50 Net Return Index (EUR), 日本株式:TOPIX Net Total Return Index (JPY), 新興国株式:MSCI Emerging Net Total Return USD Index (USD), 米国国債:Bloomberg US Govt Total Return Value Unhedged USD Index (USD), 英国債:J.P. Morgan GBI UK Unhedged LOC Index (GBP), ユーロ圏国債:J.P. Morgan EMU Investment Grade - Unhedged EURO Index (EUR), 米国ハイ・イールド債:Bloomberg US Corporate High Yield Total Return Index (USD), 新興国債券:J.P. Morgan EMBI Global Diversified Composite Index (USD), 原油:Bloomberg WTI Crude Oil Subindex Total Return (USD), 銅:Bloomberg Copper Subindex Total Return (USD), 金:Bloomberg Gold Subindex Total Return (USD), 米ドル(USD)と英ポンド(GBP)は、それぞれの通貨対ユーロ(EUR)、米ドル対日本円(JPY)で表示されています。

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