サステナビリティ

アリアンツ・グローバル・インベスターズ(アリアンツGI)では、すべてのお客様と将来を見据えた継続的な対話を重視しています。アクティブな投資アプローチやお客様とのアクティブな対話に加えて、投資対象にもアクティブな態度で関与しています。
アリアンツGIは2007年より UN PRI(国連責任投資原則)に署名しており、責任ある資産運用会社としてのフィデューシャリー・デューティー(受託者責任)に従い、投資バリューチェーン全体を通して、環境(E)・社会(S)・企業統治(G)からなるESG基準を統合することを目指しています。投資目的やニーズが多様化するなか、お客様の様々なESG方針や基準に合わせてカスタマイズした幅広いESGおよびSRI(社会的責任投資)の運用戦略をご提供します。社会全体に利益をもたらしながら、お客様のより良い投資判断を支援します。

アリアンツGIのアプローチ

2018年UN PRI年次報告書「数字で見るPRI」によれば、世界中から約2,000の機関がUN PRI(国連責任投資原則)に署名1し、その運用資産残高は約90兆ドルにものぼります。これほどまでに 多くの人々が参画しているという事実は、投資におけるESG要素の取り込みが、資産運用者および資産所有者の投資決定における重要な関心事となっていることを示唆しています。

さらに、2007年にアリアンツGIが UN PRIに署名して以降、ESGに対する世界的な関心の高まりとともに投資家からの期待が拡大し、またそれに伴うさまざまな需要に応えるため、運用商品カテゴリーも一気に増加しました。これを踏まえて、アリアンツGIでは、当社が何を提案しているのか、どういった目的で提案しているのかなど、明確なメッセージを発信することが重要であると信じています。

リサーチ活動は投資収益を生み出すためのアクティブな投資家としてのアリアンツGIの能力の中核です。これまでの投資行動を通じて、当社はESG要素のリサーチが将来の投資パフォーマンスの重要な判断材料となりえることを示してきました。アリアンツGIには、すべての投資プロフェッショナルが利用可能な、エンゲージメントやスチュワードシップ、当社独自のESGリサーチからなるアクティブ・プログラムを構築しており、これにより基本的な考え方として、当社の投資行動はすべてESG情報に基づくものであると表現しています。

多くの企業で「ESGインテグレーション(統合)」が標榜されていますが、アリアンツGIにおける「ESGインテグレーション」は非常に厳密な意味を持つ用語として用いられます。「ESGインテグレーション」を掲げる 各運用チームは、ESG要素の評価が低い企業への投資に疑問を投げかける責任を有するほか、企業のESGリスクに関する「デジタル・ディベート」に参加することも求められます。このディベート内では、ポートフォリオ・マネージャーとアナリストがESGリスクを評価するための議論を繰り広げており、外部のESG評価機関の判断や評価を参考にしながらも、更なる付加価値をもたらしていると確信しています。

ESG上のリスクが認識されている銘柄に対して、運用チームが投資に絶好のチャンスであるとみなした場合、当該運用チームは、ESGリスクを考慮した上での投資判断の経緯を文書化し、当社のデジタル・プラットフォームに記載することが求められます。投資先企業のESGリスクを適切に把握したうえで高リスク銘柄を保有できるため、ポートフォリオ・マネージャーやアナリストが投資先企業へのエンゲージメントを通じて変化を促し、そのESGリスクの削減を実現するといったユニークなアプローチを用いることも可能になります。私たちは、このような方法で、資産クラスを横断的にすべての戦略において目に見える具体的な形でESG要素を組み込むことを進めており、さらに前進させていくことを約束します。すでに、ESGインテグレーション」は、アリアンツGIが運用する資産のうち1,210億ユーロに適用されています。

「ESGインテグレーション」の強みの1つは、既存の投資プロセスに付加的に組み込むことが可能である点で、それまでの投資プロセス自体を変更する必要がなく、むしろ強化されることが期待されます。しかし同時に、多くのお客様にとって、ESGの導入はリスク評価に基づく投資判断の要素以上の重要な役割を担っているということも私たちは認識しています。

SRI(社会的責任投資)でこれまで培った経験を通じて、お客様の更なるニーズに合わせて、ネガティブ・スクリーニング(条件に基づく銘柄の排除)やポジティブ・スクリーニング(条件に基づく銘柄の選定)を用いた投資ソリューションを提供することも可能です。アリアンツGIではSRI戦略として約230億ユーロを運用するほか約60億ユーロのインパクト(社会貢献)投資戦略を運用しています。私たちは、深い洞察と革新的なアプローチを通じて、この分野で益々高まるお客様の需要に応えることに注力しています。

投資戦略への ESGインテグレーションやベスト・イン・クラス・アプローチによるSRI戦略、あるいは経済的なリターンに加えて社会への明示的な影響を生み出すための戦略(「インパクト投資」)の開発など、私たちは世界中の投資家達との間でコラボレーションや積極的な交流を行うカルチャーを築いてきました。アリアンツGIはこのカルチャーとこのテーマに継続的に焦点を当てることによって、ESGの可能性を切り開き、多種多様なお客様の需要に応えたいと望んでいます。

私たちと一緒にこの旅にご参加いただけることを願っております。


1出典: UN PRI年次報告書2018、数字におけるPRI

アンドレアス・ウタマン

アンドレアス・ウタマン
CEO



アリアンツGIの取り組み

ESG(環境・社会・企業統治)要素は投資におけるパフォーマンスのリスクとリターン、双方にとって重要。

Credential Info

さらに先を目指して- アリアンツGIはESG投資のパイオニアです

PRIが認めるESG戦略

アリアンツGIはPRI事務局からESGへの戦略とガバナンスに対する総合的なアプローチが評価され、 4年連続で「A+」の評価を受けました。この項目は、アリアンツGIのESG方針、目標、様々な組織への参加や、社内外でのESGの取り組みをどのように推進しているかを評価するものです。アリアンツGIは「戦略&ガバナンス」、「上場株式-戦略への取り組み」、「上場株式-アクティブ・オーナーシップ」、「債券-事業債(非金融)」、「インフラストラクチャー・エクイティ」の5つのカテゴリーで最高スコアである「A+」を獲得しました。

 

領域名 アリアンツGIのスコア
(2020年)
アリアンツGIのスコア
(2019年)
中央値のスコア
(2020年)
戦略 & ガバナンス A+ A+ A
上場株式 – 戦略への取り込み A+ A+ A
上場株式 – アクティブ・オーナーシップ A+ A B
債券 – SSA(国際機関債や準ソブリン債、政府系機関債など) A A B
債券 – 事業債(金融) A A B
債券 – 事業債(非金融) A+ A B
債券 – 証券化 A A B
インフラストラクチャー・エクイティ A+ A+ A

 

PRI協会からの年次評価報告書(「責任ある投資の原則」)は、各署名者の投資判断へのESG要素の組み入れがどのように進捗しているかを調査し、ESG投資の信頼性の継続的発展を支援するために署名者にフィードバックを提供することを目的としています。

 

PRI評価報告書の内容は、署名者によって直接報告された情報に基づいています。加えて、評価の基礎となる情報はPRIまたは PRI の代理として活動する者による監査を受けていません。

2018年12月31日時点のデータ。出所:アリアンツ・グローバル・インベスターズ。単位未満の四捨五入により、内訳の計と合計が一致しない場合があります。インパクト投資における影響(インパクト)には、気候変動、環境プロジェクト、および再生可能エネルギーなどさまざまな対象が含まれます。 ESG =環境・社会・企業統治、 SRI =社会的責任投資、 PRI =責任投資原則 、DJSI =ダウジョーンズサステナビリティ指数

アリアンツのエンゲージメント活動

日本では、労働力におけるジェンダーの不均衡が長年の課題となっています。日本企業がこの人的資本の活用に関する課題にどのように取り組んでいるかを理解することは、ESGリスク分析において重要な側面の一つです。アリアンツGIの日本株およびESGリサーチチームでは、ジェンダー・ダイバーシティや労働管理など人的資本に関する課題が頻繁に議論されており、また企業に対するエンゲージメント活動も積極的に行われています。

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国連の持続可能な開発目標(SDGs)は環境や社会に関する喫緊の問題に対する世界のコンセンサスを反映しています。SDGsに関する投資が生み出されたことで、成長性のある企業に直接出資しながら、地球規模で私たちが直面している最大の問題への対処を目指せるようになりました。

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アリアンツのキーポリシー

日本でのスチュワードシップへの取り組み

当社は日本版スチュワードシップ・コードの趣旨に賛同し、これを受け入れることを表明しています。議決権行使の状況等はこちらでご参照ください。

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アリアンツのサステナビリティ戦略について

アリアンツ・グループのサスティナビリティに関するポリシーや戦略、活動はこちらからご確認いただけます。

 Sustainability @Allianz